お知らせ
同窓生の声
「同窓生の声リレー」 第1組第27者 新しい声を寄せていただきました〈令和7年9月〉
新しいホームページの目玉として『同窓生の声リレー』を始めました。お知り合いからお知り合いへ同窓生のつながりを拡げます。「同窓生の声リレー」運用について
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第27走者 🙂
【村上(旧姓:中原)玲子さん(高校28回)】
23回生で、植物細密画家の野村陽子さんからバトンを受け取った村上玲子です。岩城島で描き始めた陽子さんと「弥生ヶ丘高校の結んだ不思議なご縁」で知り合い、「レモンの花と実」の描き始めから見せていただく事が出来、その緻密さ、根気強さ、美しさに感動しました。とても素晴らしい絵を西部八幡神社に奉納していただきました。
高校卒業後は歯学部に進学し、卒業後は東京都内の専門機関で障害者と小児の歯科治療に従事していましたが、35年前に歯科医師のいない瀬戸内海の離島、岩城島の診療所に主人と共に赴任しました。
現在週2日小児歯科の診療をしています。生まれた時から中学校卒業まで保育所では親子歯磨き教室、小学校では各学年ごとの歯磨き指導、そして各種健診。口の健康を見守っている私は子供たちにとって「近所のおばちゃん」くらいの存在でしょう。
岩城島は「青いレモンの島」キャッチフレーズがあります。春は積善山の3千本の桜が咲き誇ります。島のあちらこちらに桜が咲き、我が家のベランダからは桜と海が見えます。桜吹雪舞う風景を見るたびに、あの高校の通学路を思い出します。桜の次はツツジが美しかった。そして、ひなびた校舎の生徒会室に集まり語り合った日々。活動を共にした友人たちは私の宝物です。今も時々京都で会い、ラインで様々な話をします。
日々、天候、季節により色の変わる海を眺め、春は桜につつまれながら穏やかに人生を過ごしていきたいと思っています。
↓ 村上さんから送っていただいた画像
瀬戸内海の離島、岩城島。なだらかな三角形にも見えるかたちがなんとも味わい深いこの島のほぼ中央にそびえたつのが「積善山(せきぜんざん)」だ。標高約370メートルと富士山の約十分の一の高さであること、そして美しい稜線から「岩城富士」とも呼ばれ、山麓は島全体を覆うように東西南北の海岸線近くまでのびやかに迫る。
積善山は、年に一度、満開の桜に染まる。

次は同期で生徒会の仲間でもある保健師の小西(旧姓:湯澤)弘子さんにリレーします。
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次回をお楽しみに!
伊那弥生ヶ丘高校