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2022.12.01

「同窓生の声リレー」 第1組第14者 新しい声を寄せていただきました〈令和4年11月〉

新しいホームページの目玉として『同窓生の声リレー』を始めました。お知り合いからお知り合いへ同窓生のつながりを拡げます。「同窓生の声リレー」運用について 

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第14走者 🙂 

【大久保淳さん(高校33回)】

※出走予定の中村洋一さんからの代走で、心強い方がリレーのバトンを受け取ってくださいました。またここから繋げさせていただきます。

今回、同窓生の声のリレーに代走で出場しました大久保淳と申します。 

私は昭和53年度に入学しました。本年で60歳、還暦を迎える卒業生です。

還暦に到達する卒業生は、その年の「同窓会総会」時の幹事となることが慣例のようでして、当番学年として、総会後の「ブラ弥生」をお手伝いさせていただきました。少しは母校のお役に立てたかなと思っております。 

高校生活の思い出を何か書こうと思いますが、入学式の光景があります。

山間へき地から出てきた私は、入場を終え在校生を目にしたとき、3年生は全て女生徒、2年生は男が少々、新入生、男1/3と圧倒的な女生徒の数でした。

「これは大変な所に…」と、途方に暮れたことを思い出します。

その後も、木造校舎にあった沢山の女子トイレの隅に男子トイレが2つ、体育の更衣室は古い教室、道を歩いていれば「兄さん達は何処の高校?」「弥生です」「は? 男も行けるのかい?」などと、肩身が狭い思いをした時期もありました。

古い校舎もしだいに新しく、学校にも慣れ、そして友人にも恵まれ、弥生祭、修学旅行、伊良湖臨海学習、岐阜への地学化石採取など沢山の記憶があります。

弥生祭や卒業式の後、数人の原付バイク仲間で、何処行って、どうしたこうしたなどは極秘事項ですが。 

毎日が鮮やかに見えた若い時、それも高校時代が一番楽しい時だったなと、振り返って思うところです。

以来42年。今回の「ブラ弥生」時には、母校まで遠方から、また卒業以来という方もおいでになりましたが、会えば長きのご無沙汰も霧消し、あの頃に戻ってあの頃の口調で昔話や現況報告に会話が弾み、この企画はよかったなと、発案した代表(唐沢さん、保科さん)に感謝するところです。

「こんな人いたっけ?」、目の前の実物と当時の記憶を埋めるための作業、“髪の毛をフサフサにして”、“もっともっと痩せさせて”など、修正を加えて思い出す人も何人かいましたが。

最後に私も還暦をむかえ、現在の勤めも残り少なくなってきました。

現在は伊那谷から離れていますが、すでに心は故郷へ帰り始めています。高校時代の仲間とたまには酒でも飲みながら、少しゆっくり歩んでいきたいと思っています。

【次回は滝澤(旧姓:北原)豊彦さん(高校35回)へリレーします。】

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次回をお楽しみに!