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2022.03.24

97年間、弥生ケ丘を見守り続けたケヤキ…ありがとうございました。3月23日、伐採されました

校庭の南東隅にそびえたつ樹齢100年(推定)ほどの2本のケヤキ、大正14年に植樹が完了してから約100年間、この学び舎に通う生徒たちをずっと見守ってきてくれていました。しかし一方では大量の落ち葉により近隣にお住いの皆様に永くご迷惑をおかけしてしまいました。申し訳ございませんでした。この日業者さんにより一日がかりで伐採作業が行われました。

3代校長の八木先生が、まだ校地がこの場所に移って間もないこともあって荒涼としていた校庭全域の植樹を計画され、生徒さんに呼び掛けてご家庭から寄贈していただいた木を植えられたのが大正14年でした。「今は細いものであるが、将来何年かたったとき、皆さんの子供や孫たちが生徒となって学校の坂を上ってくると頭上にケヤキの大木がある。これが自分たちの学校の一つのシンボルだというようにものにしてやりたいと思う。」と話されたそうです。その言葉のとおり、私たち母校のシンボルであり、ずっと見守り続けてくれました。現在では高さ20メートル近く、幹回りも4メートルほどの大木に成長していました。

本当にありがとうございました。

クレーンで吊り下げながら伐っていきます

クレーンで吊り下げながら伐っていきます

 

枝がとり払われ幹だけに

枝がとり払われ幹だけに

 

年輪には様々に情報が記録されています

年輪には様々に情報が記録されています

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